指原莉乃プロデュースのトパーズ
色違いのグレージュクォーツ同様、MOLAK(モラク)の「ダズルベージュ」とほぼ同じ作りのレンズという印象を受けました。着色直径はダズルベージュより0.4mm大きい13.2mmなので、そのまま少し大きくなったデザインです。ベージュっぽい黄みの強いブラウンとくっきりしたダークブラウンのフチとのコントラストが強いから、ちゅるんとしてます。
フチと内側の色ではっきり分かれた、あえてメリハリを作った2トーンのデザインになっています。フチの色は濃いけど両端は薄くなるようにぼかされています。内側のブラウンベージュは所々放射線状に着色が薄くなっていて、ギザギザ模様が浮かび上がっています。中心はかなり粒の細かいドットでぼかされているから、くっきり丸くくり抜かれて瞳孔周りが浮いて見えるタイプではありません。
内側の色は薄付きで、フチが目立っています。ブラウンベージュはドットの粒が分からない程なめらかな着色なので、浮かずに瞳へ馴染みます。レンズは薄くて柔らかい含水率38%ですが、今まで通り扱いやすいので綺麗なお椀型を保つ事が出来ました。
まず着け心地が快適です。ズレもなくフチの色がしっかり分かる着色なので、どの方向を向いても不自然に見える瞬間がありません。色素の薄い色が瞳に重なるカラコンは横を向いた時に爬虫類っぽく浮いて見えるものが多いのですが、その心配もなくどの角度から見ても綺麗です。
フチの存在感がしっかりあるせいか、くりっと瞳の輪郭は強調されて着色直径13.2mmにしてはかなりサイズアップしたように見えました。放射線が浮かび上がるムラのある着色によって立体感も感じるので、カラコンを着けている事は分かる変化です。目元の印象が柔らかくなって垢抜けるから、個人的には大きさもベストなサイズ感でした。
すっきりとしたサイズだからしつこくなく、甘すぎないのも良かったです。ブラウンカラコンのような感覚で気軽に使えるので色んなシーンで使えそう。ブラウンメイクはもちろん、流行りのオレンジメイクとの相性も抜群です。